スカパーJSAT株式会社様

Xのフォロワー数125%、インプレッション数275%という成果につながった、ユーザーとのコミュニケーションを深化させるSocial Insight 活用方法とは

国内唯一のCSデジタル放送を運営するプラットフォーム事業者として有料多チャンネル放送『スカパー!』を提供する『スカパーJSAT株式会社』。グループミッション「Space for your Smile」のもと、宇宙事業で培った多層的な通信ネットワークと、次世代の多チャンネル放送に向けた数々のサービスを展開し続けている。有料放送サービス『スカパー!』(https://www.skyperfectv.co.jp/)では、音楽、スポーツといったライブ放送を始め、11ジャンル50チャンネルが見放題となる『スカパー!基本プラン』など視聴に合わせたパックやセットなども多彩に提供している。

多岐にわたるCS・BS放送を提供する同社では、それぞれの番組に対する反響チェックも重要視している。そうした中、Xでの番組告知についての反響を深く分析するべく活用しているツールがSocial Insight だ。ここではメディア事業部門の岩堀氏にご登場いただき、日々の発話数や反響内容の分析、キャンペーンでの活用などについても成果を出しているSocial Insight の活用方法についてなどを伺っていく。

スカパーJSAT株式会社 メディア事業部門 メディア事業本部 コミュニケーションデザイン部 岩堀 晶 氏
スカパーJSAT株式会社
メディア事業部門 メディア事業本部 コミュニケーションデザイン部 
岩堀 晶 氏

課題

SNS発信戦略を深めるために、効率的にデータを収集し、”勝ちパターン”を見つけたいと考えていた

ライブ放送をはじめとした多彩なチャンネル数を誇る『スカパー!』。それぞれの番組に関する情報発信はX(Twitter)の公式アカウント(https://x.com/sptv_fan)でも注力しているが、当初は番組ジャンルやコンテンツごとのアカウントも多く存在し、X(Twitter)での反響についても把握しきれていなかったという。

公式アカウント運用を担当する岩堀氏によれば「それぞれの番組への反響に加えて、スカパー!の認知が低下しているのでは…という懸念もあり、ご利用してくださっているお客さまの反応をより深く調査できれば、と考えていたんです。また、アカウントごとのフォロワーやインプレッションを増やすための“投稿が拡散されるような勝ちパターン”を見つけたいという課題もあり、3年ほど前からより深くSocial Insight の活用を始めました」(以下、同)と振り返る。

スカパーJSAT株式会社 メディア事業部門 メディア事業本部 コミュニケーションデザイン部 岩堀 晶 氏
スカパーJSAT株式会社 メディア事業部門 メディア事業本部 
コミュニケーションデザイン部 岩堀 晶 氏

当時は、アカウントが全体的に伸び悩んでおり、まずは各アカウントのデータをSocial Insight で精査した。「フォロワー数、エンゲージメントなどをチェックし、伸びる見込があるアカウントを絞りこみ半数ほどに減らしました。適切にアカウント運用に注力できる体制を作れたと感じています」。

※運用しているアカウントの状況を一覧でチェックし、エンゲージメントが高い(または伸びる可能性がある)アカウントを精査。こうした管理機能に加えてレポーティングも手軽なため、各運用担当者も能動的に活用できているという。

それまではアカウントごとの運用が煩雑になりがちだったところ、Social Insight を活用しデータ共有をするようになり、今では管理・運用の効率化にもつながっている。

活用方法

ユーザーの想いや求めている“声”を掴み、タイムリーな投稿でファン心理をキャッチ。キャンペーン機能の活用で、ユーザーとともに盛り上がる施策を実施できたという喜びも

ユーザーが『スカパー!』や番組に対してどのように感じているか――こうした反応を探るためにテキストマイニング機能などから、どの番組への言及数が多いか、またその内容などについてもクチコミ分析機能を活用し週報を作成。「例えば、#スカパー!というハッシュタグとともに番組名やアーティスト名が多く言及されていれば、注目度やファンの方々の温度感がつかめ、ユーザーのみなさんにとって関心が高い番組や出演者さんの情報を把握することができます」。

※関心の高いキーワードをいち早くチェックすることで、ユーザーが求めている情報や、共感できるような投稿を的確に見極めることができる。

「Social Insight では発話量や投稿されているキーワードの傾向などが簡単に確認できるので便利です。例えば、想定していなかったような意外な盛り上がりを見せている番組があった場合、広告出稿等が間に合わない場合でも、SNSを活用してその番組に関連する投稿を増やすなど、ユーザーのニーズにあった情報、話題をタイムリーに提供できるように心がけています」。

そうした中で、プロモーションとして展開していたキャッチフレーズ“LIVEゾクゾクスカパー!”をハッシュタグにしたキャンペーン展開もSocial Insight を活用して実施。「魅力的なライブを数多く放送していることへの認知と話題の拡散を狙って、特設サイトなどを作っていたのですが、どうしても一方通行なコミュニケーションになってしまう、と感じていました。そこで、より広くハッシュタグを使っていただける施策としてX(Twitter)でのキャンペーン実施を行いました」

SNSキャンペーンは実施に手間がかかるうえ、抽選作業が作業時間・工数的にもネックになりがちだが「Social Insight を使えば一人で実施できるほどとても楽で、抽選も即日完了できました」と実施ハードルの低さに驚いたそう。

「1回目のキャンペーンでは、ワンクリックで参加できるように、カンバセーショナルカード機能を活用したところ反響が大きくて。ハッシュタグの浸透とともに、コメントを書いてくださる方も多くいらっしゃったので、2回目のキャンペーンでは、引用リポスト形式で見たい番組のポイントなども追記いただくようにしたところ、想いが伝わる投稿が増えました」。

※キャンペーン機能は、参加アカウントを確認した上で自動抽選でき、キャンペーンの反響分析、振り返り作業が手軽にできるのも魅力。

当初は認知拡大策として始めたハッシュタグキャンペーンだったが「番組やタレントさんのファンの方々がハッシュタグを通して交流されていて、思い思いに楽しんでいただけていることも反響分析で確認できたことで、充実感もひとしおでした。より盛り上がっていただけるように、投稿やリプライ返しなどの工夫もでき、ユーザーのみなさんと一緒になって盛り上がりを作れたことが結果的に認知拡大にもつながり、とても嬉しかったですね」。

その一方で、反響の中から「スカパー!で不具合があった。」といった投稿に対してはAI炎上監視アラートで察知。「障害等の発生時には、アラートをメール通知しておくことで社内共有、対応ができています」。

※AI炎上監視アラート機能。検知キーワードや検知数を設定することで緊急性のある投稿をアラートでキャッチ。SNS上での反応からいち早く社内対応が可能に。

成果・今後の展望

ユーザーとのコミュニケーションが深化したことで、UGCは138%に増加!直近1年間でフォロワー数は125%、インプレッションは275%と、効果的な投稿が増えたことを裏付ける成果に!

ユーザーとのコミュニケーションが深化している手応えとともに、伸び悩んでいたというフォロワー数・インプレッションも増加。直近の1年間でフォロワー数は125%、インプレッションは、なんと275%へと上昇した。

「Social Insight でお客さまの声を掴むことで、ただ番組の訴求をするだけではなく、ユーザーのみなさまと一緒に盛り上がれるようなオーガニック投稿が自然と増えてきました。これまでは自分の主観だと思っていた施策や投稿も、定性的なデータの後押しを得たことで自信をもって運用できるようになったと感じています」。

※フォロワー数・インプレッションの推移とともに、UGCも138%に増加。ファンを盛り上げるオーガニック投稿やハッシュタグキャンペーンなどで、口コミの盛り上げを加速させることに成功していることがわかる。

Social Insight での分析を活用して各番組アカウントを精査し、エンゲージメントを伸ばすことをKPIにした運用に注力できたことも成果に。「現在では、主要アカウント担当者のほとんどがSocialInsightを活用しています。公式アカウントだけでなく、各番組アカウントもフォロワー・エンゲージメントともに増えている手応えも感じています」。

「フォロワーのみなさまやファンの方々に盛り上がっていただけるのが何よりも嬉しいですね」とほほ笑む岩堀氏。

最後に今後の展望について伺うと「Social Insight の活用を通して、各番組アカウントとの共有と連携をさらに深めていきたいと考えています。お客さまは数あるアカウントすべてをフォローいただけているわけではないので、公式でより効果的にリポストするなどして、フォローされていない番組アカウントにもご興味を持っていただけるような工夫をしていければと考えています。また、X(Twitter)での成功事例を生かしながら、今後はFacebookやInstagram、YouTubeのアカウントでもSocial Insight を活用していければと思っています」とさらなる活用と展開を見据えていた。

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資料の内容

・導入企業
・Social Insightが選ばれる理由
・Social Insightが解決出来る課題
・業務の効率化
・導入後のサポート
・費用 など

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