前身会社時代からのルーツ、原点とも言えるレモン事業をはじめとする植物性素材を中心に、食品・飲料プロダクトを通じて「おいしい以上の価値」を届け、未来の食のあたりまえを創造し続けるポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(以下、『ポッカサッポロ』)。
SNSを通じ、自社商品を使用した簡単おすすめレシピやキャンペーン情報など実用的でありお得な情報を発信し続け、フォロワーとのコミュニケーションツールとして大きな成果をあげている。そんな同社のTwitter運用をSocial Insightのさまざまな機能が支えている。
ここではSocial Insightサービス導入前の課題や、具体的な活用方法などについて、マーケティング本部 ブランドマネジメント部 宣伝・販促グループの妹尾宏美氏にお話を伺った。
レモン事業をはじめとする植物性素材を中心に、食品・飲料プロダクトを通じ、未来の食のあたりまえを創造し続ける『ポッカサッポロ』。同社SNSの中でも大きな成果を上げるTwitter運用を、Social Insightの詳細な分析力、データの可視化が支えている。
ソーシャルメディアの運用をより強化していこうと考えている中で、Twitter運用におけるフォロワー数の増減推移の詳細なデータ化やフォロワーのニーズ、キャンペーンに対する反響などの数値を可視化できるツールを必要としていた。
妹尾氏に伺うと「Twitter社が提供しているアナリティクスのみではフォロワー数の詳細な推移について確認が難しいという課題がありました。Social Insight導入後、Twitterアナリティクスと併用し活用したことで、より詳細な分析が可能となりました」という。
Social Insightの導入・活用により、フォロワーの反応やニーズを素早く可視化できるようになった。「Social InsightのSNSアカウント分析を利用して、月次や週次でどの程度の反応や反響があったか数値化し、データとしてまとめています。」と妹尾氏。TwitterアナリティクスとSocial Insightを連携することで、インプレッション数の変化や平均エンゲージメント率がどのように推移しているか、などの要素も可視化できるようになった。
「今後の投稿内容を決定した背景や、複数年のデータを比較してフォロワーの反応にどのような違いがあるのか、直近での反響状況の数値データなども合わせて他部署にも共有できるようになりました」と妹尾氏は語る。
また、この社内共有によって妹尾氏いわく「SNS運用を行っている部署がどこなのか、社内で認識され始めたことで、投稿内容に対する相談や要望など、少しずつ反応をいただくようになってきました。」とも語っていた。
さらに、新製品の発売タイミングなどでもSocial Insightを活用し、お客様からの反響を調査している。「Social Insightでは事前にハッシュタグやキーワードを設定しておくことで、発売後のお客様からの反響もPowerPointレポートで簡単に出力できるため、収集したデータを反映したレポートを担当マーケッターへ素早く共有することも可能になりました」と妹尾氏は語る。
『ポッカサッポロ』のTwitter運用におけるSNSアカウント分析は、他にも他企業のTwitterアカウントに関する運用状況や、自社のアカウントと重複しているフォロワーの動向を確認することにも活用されている。
妹尾氏によると「SNSアカウント分析の強みは、気になるTwitterアカウントのフォロワー数増減の推移を確認できる点です。人気のアカウントがどのような運用を行っているか、それがどのような結果に結びついているのかを勉強させていただくために活用しています」と語る。
製品、キャンペーンに対しての反響調査でもSocial Insightのクチコミ分析機能が重要な役割を担う。「例えば、9月3日の「クエン酸の日」に実施したキャンペーンでは、キーワード設定を行い情報を収集しました。キーワードに対してどのようなコメントをくださっているのか、どのような方たちに反響があったのかなど、可視化するために使っています。他にも定性的に確認しているポッカレモン、キレートレモンなど、弊社を代表する商品ブランドに関しては、常にキーワード設定を行い、どのようなコメントがあるのか、反応の量の推移など、すぐに確認できる体制を整えています」と妹尾氏。
妹尾氏は「先ほどお話ししたクエン酸の日キャンペーンは、2021年から継続して実施していますが、投稿に対して反応してくださった顧客層の変化、リツイートいただいた投稿数の差などの点も確認できています。常に前年のキャンペーン実施時より盛り上げるためにはどうするべきかの判断材料として活用しています。」という。
『ポッカサッポロ』では、Twitterの他にもさまざまなSNSメディアやアカウントを並行して運用しているが、Social Insightの活用範囲が広がると共に得られた具体的な成果として、2020年から2022年末までにTwitterフォロワー数が374%に増加した。
妹尾氏は「Social Insightを活用して得た分析データを元に社内でPDCAを回しながらTwitter運用を継続していますが、2020年ぐらいから施策の拡充が出来ていることもあり、フォロワー数が増加している実感もあります。どのような投稿に反響があるのか?という振り返りができる環境が整ったからこそ、弊社の情報を知りたいと思っていただける方やフォロワー数が増えたことにつながっていると思っています」という。
今後の展望について妹尾氏は「弊社ではTwitter以外の、InstagramやnoteといったSNSも運用していますので、各オウンドメディアの特性に合わせて、企業・商品のことを知っていただけるよう日々の運用をしています。その中で、ポッカサッポロ公式Twitterはカジュアルに参加しているメディアとして多くの方に楽しんでいただける存在でありたいと考えています。また、ユーザーローカル社からのご協力もいただいて、Social Insightをマーケティング部署の社員など幅広い人材が活用できるように、使い方セミナーなども開催できたらと企画しています。」と語る。
さらに「SNSは、お客様の生の声など貴重な情報を収集しやすい場所であると考えます。そのため、今後商品開発や営業活動にも役立てるように、運用実績から得たデータを有意義に活用していきたいと考えています」と今後の展望を語った。
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