アイティメディア株式会社 様

記事のネタ探しから執筆まで、Social Insightをフル活用。
データ分析を主軸とした、SNS時代の新しい記事作成の仕組みに迫る。

国内最大級のインターネット専業メディアを展開する『アイティメディア株式会社』(以下、『アイティメディア』)。ITやビジネスに特化した『ITmedia』ブランドを始め、ネット上の旬な情報を国内外からジャンルを問わず幅広く紹介する『ねとらぼ』など多彩なメディアを展開し、月間で4000本以上の記事を配信している。今回、Social Insightの活用事例を紹介する『ねとらぼ調査隊』は『ねとらぼ』のサブブランドとして2019年10月に運営をスタート。インターネット上の話題から、データを忠実に記事化することで人気を集めている。

ここでは、『ねとらぼ調査隊』の立ち上げメンバーでもあるアドバンスト・メディア事業本部ねとらぼ局新規メディア開発部の角田縛氏に、『ねとらぼ調査隊』立ち上げから記事作成までフル活用しているというSocial Insightについて話を伺った。

アドバンスト・メディア事業本部
ねとらぼ局 新規メディア開発部 リーダー
角田 縛 氏
事業内容
  • IT、デジタル・ガジェット、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリング、ソーシャル・カルチャーといった多彩なジャンルでのインターネットメディア事業。

話題になっているネタから記事を書く『ねとらぼ調査隊』は、Social Insightをきっかけに生まれた

――SNSのデータ分析を元にしたメディアを作ろうとしたきっかけはなんだったのでしょう?

角田氏:アイティメディアの技術部門に所属していた頃に、メディア全般の流れを見る中で、SNSのデータを活用したら面白いメディアが作れるのでは?と感じていました。その際に、弊社で導入していたSocial Insightのデータを見ていて新しいメディアのヒントになると思ったんです。Social Insightはグラフや図が直感的にわかりやすく視覚化されており、キーワード検索もシンプルで使いやすいため、記事作成に大いに役立つと考えました。こうしてSocial Insightの機能をヒントに立ち上げたのが、データ分析を軸にしたWEBメディア『ねとらぼ調査隊』です。

『ねとらぼ調査隊』では、時事ネタをスピード重視で記事にするのではなく、SNSでそのネタの話題量や実際の反応を見てから記事を作成しています。

記事にするスピードは劣るかもしれませんが、既にSNSなどで話題になっている内容を記事にしますので、ある程度PVが獲得できることが予測できます。

またSNSでバズっている内容もユーザーの反応やデータなどを見ていくことで、世論とは違った意外な結果が見えてくることも多く、SNSデータを活用した記事執筆に手応えを感じています。ファーストニュースを取り扱う報道メディアとは違う視点で、SNSの声をリアルに記事化できるところが他にはない新たな特徴です。

記事をテスト配信しながら、独自のCMSを開発するなどの準備も進めて、2019年10月に本スタートを切りました。当初は1日に2~3本の記事数でPV数は月100万PVほどでしたが、現在(2021年1月)では、1日20~30本ほどの記事を配信。PV数も月2000万ほどになっています。

記事のネタ出しに欠かせないSocial Insightの「トレンドキーワード」機能と「クチコミ分析」機能

――記事作成にはどのようにSocial Insightを活用しているのですか?

角田:記事のネタ探しから記事作成までフルに活用しています。ネタ探しに欠かせないのは「トレンドキーワード」機能。SNSでトレンドになったキーワードがランキング形式で集計されており、1日前、1週間前、1年前など、過去にさかのぼってトレンドキーワードや注目ツイートの推移を簡単に調べることができるので、話題がどのように推移しているのか…その一連の流れを把握することができてとても便利です。

話題性中心の情報を扱うメディアが多い中で、話題の流れをまとめつつ、しっかりと分析して記事にすることができるのでとても役立ちます。

(人気になっているキーワードを過去に遡って確認することができる)

記事を作成にする際には、「クチコミ分析」を活用しています。話題になっているツイートやハッシュタグをRT順やコメント数順に並び替えてランキング化。キーワードがどのように盛り上がっているのかをチェックし、今度は「ポジネガ分析」でユーザーがどのように捉えているのかをより深く分析していきます。Twitterを追いかけているだけだと、少数派の意見は見えづらいのですが、Social Insightがあればマイノリティの意見も容易に拾うことができます。一見バズっているように見えるキーワードも、Social Insightを通してみると、幅広い意見を俯瞰して分析することができます。そうすると、世間で言われているほどバズっていなかったり、意外なところで話題になっていたり…。主観ではなく客観的なデータを元にして“実際にはこんな反応ですよ”と冷静に提示することができます。また、SNSはあくまでも個人視点の集合メディアです。当初は圧倒的にネガティブな反応が多くても、徐々にポジティブな意見が増える場合もよくあります。こうしたポジネガの推移も一目瞭然なので、より客観的で冷静な記事化が可能になります。

(ポジネガの判定も自動で可能)

1日20本~30本という膨大なSNSへの投稿も、「投稿管理機能」でスケジュール管理。

――他に活用している機能はありますか?

角田:ねとらぼ調査隊自身のTwitterアカウントの運用にもSocial Insightを活用しています。日々配信する記事数が膨大なので、発信するツイートの管理には「投稿管理機能」が不可欠です。毎日の記事の配信時間を事前に決めつつ、同時にTwitterへの投稿予約をしておくことでツイートが重複したり遅れることを未然に防ぐことができます。SNS投稿管理画面で日々配信する記事の更新スケジュールをメンバーと共有できるので、記事の内容とスケジュールの管理を同時にできる点も便利です。記事数が増えても対応が楽ですし、投稿時に混乱することもありません。

(膨大な記事数でも、カレンダーを見れば記事の内容、配信スケジュールが一目瞭然。投稿にはタグ付けをすることで、ジャンルごとの分析も手軽にできる)

『ねとらぼ調査隊』では編集部員7人と企画を出すライターなど記事作成に関わるスタッフ全員がSocial Insightにアクセスできるようにしています。

Social Insightは記事のネタ探し→分析→メンバー内での情報共有→記事決定→投稿までを一元管理できるツールとしての便利さがずば抜けています。また、誰でもパッと見ただけでデータ全体を把握できるので、編集会議でもデータを共有しやすいですし、編集者やライターが増えたりしてもツール説明の手間がかかりません。

Social Insightが可能にしたソーシャル時代の新しい記事作成の仕組みとは?

――膨大な記事の作成にあたって工夫されていることはありますか?

角田:『ねとらぼ調査隊』では、記事作成時の効率化などを考えて、作成する記事のスタイルに合わせて独自のテンプレートを20種類ほど事前に用意しています。執筆時間の予想を立てているだけではなく、実はテンプレートごとにPV数の予測もしています。記事の内容ももちろん大切ですが、テンプレートのパターンである程度のPV数が予測できます。そして、これらの予測データを元に、先々のスケジュールを組んでいます。こうした予測ベースの予定を先に作成し、後から記事ラインナップを組み込むことができるのは、WEBデータを軸にしたアイデアを直感的に記事化できるSocial Insightがあってこそです。

「トレンドワード」「クチコミ分析」「ポジネガ分析」のほかにも、話題になっているキーワードを指定することで、自然言語処理によって解析したツイートを視覚化する「テキストマイニングツール」を使った記事作成の例があります。そのキーワードに対して、世の中ではどんな感情を抱いているのかをSocial Insightでは“見える化”することができます。ユーザーの思いを客観的に捉えた記事作成だけでなく、Social Insightで抽出されたビジュアルデータを活用することで、グラフィカルな記事を書くことができるようになりました。

吉野家が業績不振で最大150店舗の閉店 感情分析では「悲しみ」「恐れ」「怒り」の結果に
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/38318/
(感情的なツイートが多い話題も、キーワードをテキストマイニングしたデータを忠実にテキスト化することで、客観的で説得力をもたせた記事に)

――今後のさらなるSocial Insight活用方針はありますか?

角田:現在はTwitterをメインに活用しているのですが、Social InsightではInstagram、Facebook、YouTube、TikTok、ブログデータなどの分析も可能です。今後はTwitter以外のSNS分析にも大いに活用していきたいと考えています。実はSNS別にキーワードを分析していくと、それぞれの空気感に差があることがわかってきました。Twitterではトレンドになっていても、Instagramではほとんど話題になっていないということも。SNS別でユーザー属性やキーワードの比較・分析をすることで、より振り幅が広く独自性のある記事を作成できると思っていますので、今後もますますSocial Insightを活用していきたいと考えています。

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