『株式会社ホンダモーターサイクルジャパン』(以下、『HMJ』)は、『Honda』が開発・生産する二輪車製品をはじめ、ライディングウエアやカスタマイズパーツなどさまざまな『Honda』製品の販売と多彩なサービス活動を行い、国内二輪ビジネスを担う二輪総合卸売企業。安心・安全で充実した“バイクライフ”を提供するべくレース活動や観戦、ツーリングなどの各種イベントやモーターレクリエーション活動、安全運転の重要さを啓発する安全運転普及活動など幅広い事業を展開している。
2020年4月よりバイクレンタルサービス『HondaGO BIKE RENTAL』、2021年2月にはバイクライフをサポートするスマホアプリ『HondaGO RIDE』、さらに2022年3月よりオンラインショップを含むライディングギアやアフターパーツをご紹介する『HondaGO BIKE GEAR』といったサービスをスタート。バイクがもたらす新たなライフスタイルの提案を打ち出すこれらのサービスは、ユーザーからも大きな注目を集めている。製品やイベント情報、安全運転の啓発、ライディングギアの紹介など、さまざまな情報をSNSで発信していく上でSocial Insightはどのように活用されているのか――。当社のSNS運用をとりまとめている山中佐都紀氏と、SNS運用担当の横谷愛莉氏にお話を伺った。
――まずはSNSプロジェクトについてお聞かせください
山中氏:2020年にこれまで以上にSNSで発信する情報の質の向上を図っていこうということでスタートしました。社内でも「もっと面白く、お客様に有益な情報を発信にしたいね」という声も挙がっていた中で、SNSを楽しく変えていこうという動きになりました。
横谷氏:1年のSNSプロジェクト期間では、別々の部署からコアメンバーとして5人がサークルのように参加し、色々なことにチャレンジしていこうと話しながら進めてきました。2021年からはプロジェクトリーダーの山中と私を中心にSNS全般を担当しています。
山中氏:SNS運用をしていく中でSocial Insightの投稿管理機能があったから、各スタッフの業務を取り決めつつ投稿作成から承認フローまでの作業ベースが確立できたと確信しています。また、属性分析からTwitter、Instagram、FacebookとそれぞれのSNSで発信する情報のターゲットと投稿方針を定められたのも大きかったです。
――各SNSの想定ターゲットと投稿方針の定め方を詳しくお聞かせいただけますでしょうか。
山中氏:50代・60代が中心のFacebookはバイクのコアファンの方が多いので深掘りした情報と、内容を充実させた読み物を提供して満足いただけるような投稿に、Twitterでは30代以下の既存ユーザー様が多く、バイクを話題にした相互コミュニケーションを気軽にしていこうと、一緒にワイワイ楽しむ雰囲気の場と機会づくりを心がけました。
横谷氏:Instagramはターゲットの世代的にはTwitterと変わらないのですが、ビジュアルを含めた訴求をより強くイメージして、これからバイクに乗りたいという潜在層にもリーチできるような内容を意識しました。バイクに乗ってこんな場所に行ってみたい、こんな写真を撮ってみたい、というようなバイクのある楽しく利便性の高い生活を提供して、より幅広いユーザーさまにアプローチしようと考えました。
山中氏:SNSプロジェクト期間を経て、各SNSの方向性が定まったのはSocial Insightの力と横谷のおかげです。
横谷氏:弊社にはSNS専任のメンバーはいないので、他業務と兼務しながら運営をしているのですが、Social Insightは誰でもすぐ使えるので、コアメンバーや他部署のスタッフにもすぐ使ってもらえるのが大きな魅力です。今年(2022年)の4月からは、私がTwitterを担当して、ほか2名のメンバーにInstagramとFacebookを担当してもらい、みんなの叡智をSocial Insightに結集し運営をしています。
山中氏:SNSの運用メンバーに加えて、各製品の商品企画担当者にもSocial Insightのアカウントを付与しています。新製品の情報発信をする際には、企画・開発した担当者から“こんな発信をしたい”という内容を盛り込んだ“投稿のたたき”をSocial Insightで共有し、SNSの運用担当と相談しながらそれぞれのSNSのテーマに合わせた表現に味付けして投稿内容を固めています。
横谷氏:弊社では、投稿前に上長の承認が必要なのですが、Social Insightは管理画面上で投稿内容のチェックと修正、承認までがスムーズに行えるのでチェック漏れなく投稿できています。この体制が確立できたのは本当に強みですね。
山中氏:製品の企画開発担当者の意向がしっかりと投稿に反映され、投稿に対する反応も全員で確認できるようになったので、すごく良かったと感じています。それに、投稿は新製品の紹介やイベント、安全運転といった内容ごとにタグをつけて分類できるのがとても便利です。タグごとの発信頻度や反応の傾向などを一目でチェックできます。
横谷氏:今思うと、ひとまずSNSで情報を発信しておこうという感覚から、運用メンバー全員が、これはTwitterで投稿しよう、これはFacebookにしよう、これは全媒体で盛り上げようとSNS投稿をコントロールする意識に変化してきたと感じています。
山中氏:確かにそうですね。投稿管理画面で投稿の仕方をルール化したことで、投稿内容や発信タイミングのバランスを取りながら投稿できるようになりました。月ごとの投稿数もプロジェクト開始当初に比べると、2倍から多い時では3倍以上になっています。
横谷氏:投稿数が増えただけでなく、SNSごとにインプレッションも上げていこうという意識も生まれています。情報の質が上がりバリエーションも広がったことで、フォロワー数も堅調に増加しています。
――InstagramでのSocial Insightの活用法もぜひお聞かせください。
横谷氏:ハッシュタグの検証にSocial Insightは欠かせません。投稿内容やシーズンごとに変えているのですが、固定ハッシュタグの決定や変えるタイミングを探る際の参考にしています。あとは、バイクに乗っている方々がどんな発信で盛り上がっているのか、なども検証しています。
山中氏:弊社で製品名をハッシュタグにする際には、正式な販売呼称での表記が大事なのですが、ファンのみなさんに広く受け入れられている呼び方もあるので、確実に車種が限定でき喜んでいただけるようなものはしっかりと検証した上で反映させています。
横谷氏:例えば、『スーパーカブ』に乗っている人のことを、ファンの間では古くから“カブ主”と呼ばれているのですが、こうした幅広いファンの方々から親しまれている呼び方もしっかりと検証した上で採用しています。こうしたハッシュタグ検証の取り組みをはじめて2年ほどですが、写真とのバランスや遊び心を取り入れながら柔軟にトライしています。フォロワー数も徐々に増えていて、この2年で2.4万人から5.6万人に増えました。
横谷氏:運用メンバーで毎月ディスカッションを行って、1ヶ月間の投稿をチェックして次月の投稿プランをみんなで考えていくのですが、その際に使用するレポートもSocial Insightで出しています。インプレッションなどのランキング順にも手軽に並べ替えて確認できるのでとても便利です。例えば、ストーリーズのインプレッション数も並べて出せるので、ビジュアルや投稿内容のブラッシュアップに活用しています。
横谷氏:以前はストーリーズの文字数は少ない方がいいと考えていたのですが、検証を進めてみると意外にも指を止めて読んでもらっているという結果に。伝えたいことは正確にきちんと記述すると読んでいただけることがわかったので、インプレッションを上げる適切な文字数を設定することができました。現在ストーリーズは、ほぼ毎日更新しています。
山中氏:ストーリーズはフィードに残すよりも気楽に公式サイトのリンクに飛んでいただけるような使い方ですね。逆に残しておきたいものはハイライトに置くようになど、投稿のバランスもより取れるようになったと感じています。
横谷氏:あとは、Instagramでの画像複数枚投稿がすごく便利です。ビジュアルのバリエーションが広がるので、より楽しんでいただける投稿を工夫できます。あとは、動画の圧縮機能も便利。製品紹介動画や、PVなどを新製品リリースタイミングで投稿することもあるのですが、適切な画像レベルで圧縮してくれるので、工数もかからず時短できています。
――では、今後の展望をお聞かせください。
山中氏:Social Insightは誰が使っても使いやすいツール。社内で今以上にいろんな人に使いこなしてもらいながら、情報の幅と深さを広げることで、お客さまが求められている情報に加えて、ますます面白く、役立つ情報を発信していけるようになればと考えています。
横谷氏:今年から各SNSからオンラインショップ『HondaGO BIKE GEAR』の発信も積極的に始めていて、その結果も出始めています。『鈴鹿8時間耐久ロードレース』や『MotoGP™日本グランプリ』などの観戦チケットをSNSで告知してリンクから購入していただくという新たな手法にもチャレンジしています。SNS展開の価値はますます高まっているので、今後もSNSの有効性をお客様視点で高めていければ、と考えています。
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