『コインチェック株式会社』は、2014年にスタートした暗号資産取引サービス『Coincheck』をはじめ、『Coincheckつみたて』などサービスを研究・開発し提供。暗号資産やブロックチェーンによってもたらされる“新しい価値交換”を、より身近に感じられるサービスを生み出し続けている。ビットコイン(BTC)などの暗号資産やブロックチェーンといったテクノロジーによって実現される“変革”を、誰もが体験できるサービスを通じて、次世代のデジタル経済圏へのゲートウェイとしての役割を担うことをめざしている。
コインチェックアプリは暗号資産取引アプリとして累計540万DL数(2022年12月末)を誇り、19年~22年では国内DL数No1(App Tweak調べ)。さらに「メタバース×NFT」のコミュニティ『OASIS』など多彩なプロジェクトも展開している。こうした、次世代型サービスの認知を深め、新規ユーザーの獲得に貢献しているのがSocial Insightだ。「スピード感とリスクマネジメントが大事」という同社のSNSでのキャンペーン戦略において、どのように活用されているのか。Twitterキャンペーンで大きな効果を発揮しているという活用事例をマーケティング部の高尾氏に伺っていく。
”新しい価値交換を、もっと身近に“をミッションに、金融・ITリテラシーに関わらず誰もが使いやすい暗号資産取引サービスやメタバース×NFTを掛け合わせた次世代型サービスを展開している『コインチェック株式会社』。注目を集めているものの、より一般的に認知を広めるべく活用しているのがTwitterだという。暗号資産という領域では、Twitterで情報収集をしているユーザーが多く、拡散性が高く新規ユーザー獲得機会の多い点から、同社ではかねてよりTwitterでのキャンペーンを重視していた。しかし「以前からTwitterでのキャンペーンの効果を感じていたものの、キャンペーンの当選者の選別や当選連絡などをすべて手作業で行っていたため、当時は大変な労力がかかっていたんです。すべての工程でダブルチェックを行うなど、多くのスタッフがかかりっきりとなってしまい、工数とリスクマネジメントにかける人員などを考慮すると、キャンペーン数を増やしたくても増やせないという課題があったんです」と振り返る。そんな中で、インシデントを事前に防ぐ確実性と、業務効率化を目指して2021年10月に導入されたのがSocial Insightだ。
ツールの第一印象は「管理画面が誰にとってもわかりやすく整えられてあって、非エンジニアでも、データの分析、対象者の抽出が手軽にでき、作業が一気に効率化できると感じました」(高尾氏、以下同)と使い勝手の良さが何よりの魅力だったという。また、ユーザーの属性分析も手軽にでき、社内でのデータ共有も進むツールだと実感。ターゲットに刺さる施策展開、フォロワー数増に向けたロードマップを組み立てるイメージも膨らませることができたという。
導入直後から活用したのがキャンペーン機能だ。キャンペーン1つを実施するにも、応募者が応募の条件を満たしているかの確認や当選者への連絡といった様々な作業が発生するという。「Social Insightを使うことで、キャンペーン毎の応募者や当選者の管理がツール上で行えるようになり、これまで手作業で行っていたことが一気にツール上で解決できるようになりました。以前はキャンペーンを展開する際には最低でも3名以上のメンバーがつきっきりでしたが、Social Insight導入後は2名体制で実施できるほど工数を削減でき、複雑な作業が減ったことで、キャンペーンの分析にかける時間も捻出できたのはとても大きな効果です」と高尾氏は笑顔を見せる。
さらに、作業が効率化したことで、キャンペーン形式も幅が広がった。「ツールを利用しないと実施できないインスタントウィンを展開できるようになりました。Social Insightでは、当選者を即チェックして、その場で当選結果がわかる仕組みがツール上で確立しているのでとても便利なんです! Twitterの拡散性を最大限に活かすためにも、当選したユーザーが拡散してくれるかどうかは大切。当選ツイートが増えただけでなく、引用リツイートやコメントも増えるなど反響も広がるようになり、サービスの認知や登録数にも明らかな反応を見ることができました。“キャンペーンの価値が高まった”と実感しています」。
キャンペーンが多彩に展開できるようになり、『Coincheck』や『OASIS』の認知拡大とともに、コミュニケーションサービス『Discord』の登録者数増にも貢献したという。
「以前は20ほどだったリツイート数が、1万を超えるようになるなど、目に見えて反響が大きくなったのは嬉しいですね。狙ったターゲットにしっかりとリーチできるようになったと感じていますし、キャンペーンごとに反応してくださるユーザーの属性に微妙な違いがあることもわかってきました。それぞれのメンバーがキャンペーンにかける時間も削減できでいるので、こうしたデータを分析しながら、より伝えたいことを伝えられるようなキャンペーン施策が展開できている実感もあります」
成果について伺うと「以前は月に1本のキャンペーン施策を行うだけでも大変だと感じていたのですが、作業が効率化したことによって、今では月3本ほどのキャンペーンを、インシデントをなくしながら、1本1本を柔軟に展開できるようになりました。キャンペーン管理にかけていた作業工数・時間は1/5ほどに削減できています。しかも、ひとつのキャンペーン結果の検証から次の施策に活かすことができており、それぞれのキャンペーンの質と価値が高まったのはとても大きな成果です」と高尾氏。
キャンペーンの質と価値とは? 「Social Insightでデータや結果を振り返りながら、しっかりと分析できるようになったことで質が上がり、反響を検証しながら次につなげていくことで価値が高まっていると感じています。例えば「リツイート拡散グラフ」。どんな方がリツイートしてくださっているかを分析しつつ、拡散力の強いフォロワーを見分けることも大事だと感じています。そのフォロワーが普段どんな投稿をRTしているのかを分析していくことで、拡散されるキャンペーンの再現性を高められていると実感しています。」
こうした細やかな分析は、新たなサービスの認知拡大にも活かすことができる。「弊社では今後「メタバース×NFT」のコミュニティ『OASIS』をより広く展開していきます。『OASIS TOKYO』のクリエイティブディレクター小橋賢児氏をはじめ、MIYAVIさんや水原希子さんもパートナーとして参加していただいており、話題性とともに今後ますます認知を拡大していくためにも、キャンペーンやSNS分析には注力をしていきたいと考えています。また暗号資産で資金調達を行うIEOのスタートキャンペーンでも、Social Insightを活用してTwitterで話題となり、初期段階で目標金額を達成することができたのも大きな成果です」と、次世代型サービスの認知拡大にも一役。
今後の展望について伺うと、「ブロックチェーンというまだ認知が広がっていない商材を、いかに一般的なユーザーへと届けることができるかが大きなミッションです。初めて暗号資産やNFT、メタバースに触れるという方々も多いと思います。今後は、なかなか踏み出せないけど興味はあるというユーザーへ、こうした新たな技術革新を知っていただき、弊社のサービスによって身近に体験できることができるということを、楽しくお届けしていきたいと考えています。そのためには、Social Insightは欠かせないツールですね」。
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