駐車場のシェアリングサービスを運営する『akippa株式会社』。駐車場予約アプリ『akippa』は、個人宅やマンション、事業所などの空いているスペースを駐車場として登録・提供するオーナーと、駐車場を利用したいユーザーとをつなぐシェアリングサービスだ。ユーザーは目的地近くで空いている駐車場をアプリで事前に予約・決済することで、手軽に駐車スペースを確保できる点が大きな特徴。通勤や通院、イベントや旅行先などで事前に予約でき、確実かつリーズナブルに駐車できる安心感が人気を呼び、会員数は累計230万人を突破。
『akippa』では登録駐車場の情報サイト『アキチャン』(https://www.akippa.com/akichan)、利用者のインタビューなどを紹介する『akipedia』(https://akipedia.akippa.co.jp/)といったオウンドメディアでの情報発信に加え、サービスの拡散・認知を行うためTwitter、Facebook、Instagramも展開。フォロワー数を順調に伸ばし続けているが、こうしたアカウント運用・SNS戦略に欠かせないのがSocial Insightの存在だという。ここでは、PR・Marketingグループのみなさんに、短期間でフォロワー数増加を実現させたSocial Insight活用のポイントについて話を伺った。
石川氏:『akippa』では、Twitterの公式アカウントと広報アカウントの2つをメインに、Facebook、InstagramでSNS展開をしています。Social Insightの導入は2021年3月。それ以前は、ツールを使用せずにSNSを運用していたのですが、かなりの手間と時間がかかり公式アカウントはほとんど動かせていない状態でした。
そこで、Twitter、Facebookの同時投稿ができ、スムーズに予約投稿、投稿チェックを行えるツールとしてSocial Insightの導入に至りました。最初は“機能が充実しすぎていて使いこなせないのでは?”と考えていたのですが、管理画面が非常に使いやすく、フェーズの変動にも適応できすぐにいろんな機能を使えるようになったのは驚きでした。当初は予約投稿と承認機能、簡単なアカウント分析を中心に使用想定をしていたのですが、すぐにキャンペーンやより深いクチコミ分析も活用するように。当初2,000人ほどだった公式アカウントのフォロワー数も現在(2021年10月現在)では18,000人以上と9倍近くに増え、現在ではSNS戦略を行ううえで、欠かせないツールになっています。
末冨氏:私は主にSNSの投稿管理を担当しています。投稿に関しては誤字や作成した本人では気づかない文章と画像のアンマッチなども起こりがちです。そこで上長やチームでのチェックが大事になりますが、以前は、スプレッドシートに書き起こして、チェックを回覧していたので、かなりの時間と手間がかかっていました。Social Insightの投稿管理ツールを使えばチェックの手間が一気に削減でき、リモートでの作業でも承認待ちで時間をとられることがないのは嬉しいですね。予約投稿・同時投稿は一覧で確認ができるので、とても使いやすく、以前は滞りがちだったツイートもスムーズに投稿できるようになり、アカウントが劇的にアクティブになったと感じています。
末冨氏:弊社の投稿には、各地の駐車場紹介や、ユーザーさん・オーナーさんのインタビュー、キャンペーンなどさまざまな投稿を展開しているのですが、分類タグ機能を活用してツイートのジャンルごとの分析に役立てています。投稿を分類して検証することで、例えば連載形式の企画ツイートの場合、フォロワーさんの反応に合わせて投稿の調整や改善の指標にも活用しています。企画ごとにエンゲージメント率などのデータを把握できるので、フォロワーさんを飽きさせないためのアイデアや工夫にも一役買っています。
末冨氏:現在はTwitterをメインに運用していますが、今後はSocial Insightをさらに活用してInstagramもよりアクティブに動かしていきたいと考えています。TwitterとInstagramをSocial InsightのSNSアカウント分析を使って比較すると、フォロワーさんの属性が違うこともわかってきました。それぞれのSNSにフィットした運用スタイルを確立できるようにさらにSocial Insightを活用していきたいですね。
猪原氏:私はMarketingチームのメンバーで、SNSではフォロワー数を増やすためのSNSキャンペーンを主に担当しています。弊社のサービスを拡散・認知していくためには、キャンペーンは欠かせません。数多くのキャンペーンを実施するにあたり、当選条件の確認、当選者の自動抽選ができるRTキャンペーン機能、当落結果をその場で表示できるインスタントウィン機能はとても重宝しています。
猪原氏:また、キャンペーンによる拡散力やフォロワー数の変化などの分析結果も見やすく資料化できるので、チーム内での振り返りに大いに役立てています。そうした分析から、プレゼント内容の検証や、よりフォロワーさんに刺さるキャンペーン企画の提案にも役立てています。当初は、弊社が提供する駐車場予約サービスをより多くの人に使っていただこうと、RTキャンペーンでakippaのクーポンを配っていたのですが、Social Insightで分析すると懸賞アカウントへかなり波及していることがわかりました。そこで、より広い拡散を狙ってインスタントウィンを採用し、プレゼントもクーポンとギフト券を併用し、フォロワー数が大きく伸びる施策を模索しています。こうした経緯から、現在ではインスタントウィンをメインに活用しています。多角的にキャンペーンの検証ができるのも大きな強みですね。
猪原氏:弊社のSNSアカウントでは、より多くの人に弊社サービスのことを知ってもらうことに価値を置いています。また、弊社サービスは安く駐車場を利用できるというのもアピールポイントの一つ。Social Insightでファン分析をすると、懸賞アカウントには、ファミリー層の方もいらっしゃいますし、駐車場を利用する方も多くいらっしゃるかと思います。また、当初はフォロワーの男女比が8:2で圧倒的に男性が多かったのですが、キャンペーンを展開しフォロワー数が増えるにつれて女性のフォロワーが増え、さらにアクティブなフォロワーも多く獲得できているのは大きな収穫だと感じています。
こうしたフォロワーの属性の変化が数値で確認できるのが魅力ですし、今後のキャンペーン施策を打つ上でとても大切なデータとなっています。ギフト券をプレゼントにしたキャンペーンで多くの方に認知していただき、その上で『akippa』を活用できるキャンペーンを展開するというスタイルもこのデータをもとに確立できました。今後はさらにSocial Insightをフル活用して、フォロワーがどんなキャンペーンに興味があるのかを分析しながら、より効果的な企画立案につなげていきたいと考えています。
石川氏:アカウントの現状把握をする上で毎日チェックしているのがクチコミ分析です。フォロワーの増減だけではなく、ツイートの話題によってどのような反応があるのかを俯瞰して確認できるのも魅力です。例えば、キャンペーンツイート以外でフォロ-数やリツイートに変化があったときは、テキストマイニングやネガポジのチェックをして、どの投稿内容に反応があったのかを分析しています。ツイート内容で、反応の“質”…フォロワーのインサイトもわかるので、ユーザーが求めている情報や改善施策など、次なる手の打ちどころを見つけやすいですね。
Social Insightを導入したことで、効率化を図りながらより効果的にSNSを運用できるようになったと実感しています。以前は滞っていたアカウント運用ですが、現在では1日に2~4本のツイートを効果的に投稿できています。困ったときにすぐに対応してくれるユーザーローカル社のサポート体制もあり、ここまで活用できているのと感じています。今後はSNSをより幅広く運用しながら弊社と『akippa』サービスの認知を広げながら、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を生み出せるような工夫をしていきたいと考えています。
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